2章作例スピーカーをご購入頂いたK様からファーストインプレッションをいただきました

 2章作例スピーカーをご購入頂いたK様からファーストインプレッションをいただきました。まだオーディオ環境構築の途中とのことですが、快調に鳴っているようです。以下、ご本人の承諾を得て転載させて頂きます。

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 自作スピーカーデザインレシピマスターブックの第2章 2Way ブックシェルフ バスレフ型を購入したKと申します。まだ視聴環境を整えてないのですが、自分の感じたファーストインプレッションを述べたいと思います。現在使おうと思っていたSANSUIのアンプを修理に出している最中なことと、スピーカースタンドを自作しようと木材を注文しているため、それらが揃っていない点をご容赦ください。

 視聴環境はスマホorテレビ, PCから光デジタルケーブルでDAC(TEACのUD-501)→アンプ(FX1002J+)です。まず初めに聴いた時に、小型なスピーカーの割に主張するのが中低音であることに驚きました。ベースやドラムのタムタム音あたりが非常に綺麗に聴こえます。ピアノや電子音あたりも綺麗に出ているため、曲によっては鳥肌が立つような表現をしてくれます。高音についてはゴチャつかず刺さりもしない音だと思います。ハイハットはキラキラ感をあまり感じませんが女性ボーカルの声は透明感のある音を出してくれます。総じて、高音キラキラ低音ドゥンドゥン鳴るスピーカーではありませんが、ボーカルを中心にベースやドラムをバランス良く鳴らしてくれ、非常に耳触りが良いです。こんな音が自分で作ると5万円弱で手に入ってしまうとなると作るっきゃないな!という感じです。

 この度のコロナ禍において、人混みを避けた新しい趣味を探した時に、DIYと出会いました。市販では売られていないサイズの家具を自分で自由に安価で作れる所にハマり、棚や机など色々なものを作っています。また、オーディオは昔から凝っていて、イヤホン→ヘッドホン→カーオーディオと渡り歩いて来ました。カーオーディオでは、DSP(デジタル処理でネットワークを作れる機械)を用いて、フロントに擬似的な3Wayのスピーカーを構築しています。スピーカーについては、マンション住まいで大音量が出せないため敬遠していました。普段はMr.childrenやサカナクションなど邦楽の男性ボーカルバンドを聴いています。最近はオンラインでのライブが数多く開催されていて、直近ではofficial髭男dismやBURNOUT SYNDROMESなどを視聴しました。やはりこちらのスピーカーは、テレビの音とは段違いに良い音がするので、同じライブでも感動度合いが違いますね。

 新しく見つけたDIYという趣味と、昔から好きなオーディオが合わさったスピーカー作りは自分にとって非常に魅力的なものであり、ネットを見ていてたまたまこちらの良書に出会えたことはとても幸運だったと思います。既刊の2冊を含め勉強して、自分でスピーカーを作る事が当面の目標です。このような良いスピーカーを安くでお譲りいただけた事、名著を書き上げていただいた事に深く感謝してレビューとしたいと思います。ありがとうございました。

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