“マスターブック派”の音質判断能力はいかに!?

2021年のゴールデンウィーク中に開催された「オーディオ勉強会2021オンライン」では、スピーカーの物理特性と人が行った音質評価を統計学的に相関評価するというアメリカの学術論文の内容を元にして、黒澤将さんが引用しながら解説してくれました。「こういった周波数特性のスピーカーの音質評価はこのぐらい」とか「こういう特性を持っているので音質評価は低い」などといったことが、現時点でいえるようになってきているという内容です。もちろん、いつも例外は存在するので完璧ではありませんが、大まかな傾向は統計的判断から決まってきているという話でした。

さて、実際の作例を提案した自作スピーカー書籍『自作スピーカー デザインレシピ集 マスターブック』では、5つのスピーカーを新規に設計・製作し、音質レビューを5人の共著者で行って、その評価を文章と各項目5段階評価のシートとして掲載しています

「全方位レビュー」は各作例の最後のページに掲載している。オーディオ雑誌的な書き方で、どの音源がうまく鳴ったなども分かりやすい。試聴は5名の著者が同一のテスト環境(一部除く)で行った

本稿では、著者たちが行ったスコア表を一同に介してお見せしたいと思います(上記論文のスコア評価方法とは異なります)。ただし、どのスピーカーのスコアなのかはお見せしません。ぜひ本を買って、それぞれの著者が各項目をどのように評価したのかお楽しみください。評価の高いスピーカー、そうでないスピーカー、著者による評価の違いや全体的な傾向など、一覧にすると面白いですね。

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